富良野・美瑛ノロッコ号でラベンダーを見に行った話|車窓の絶景と富良野線の運賃に注意

概要

今回は富良野・美瑛ノロッコ号に乗って、富良野のラベンダー畑を見に行った話を紹介していきます。

旭川から富良野・美瑛エリアを結ぶ観光列車で、窓ガラスのない開放的な車両から北海道の広大な景色を楽しめるのが魅力です。

実はこのノロッコ号、2026年でラストイヤー(運行終了予定)とのこと。
乗ってみたいと思っている方は、早めに計画するのがお勧めです(2026年7月時点)。

車窓の絶景はもちろんですが、実際に乗ってみるとえきねっとの座席予約や、帰りの富良野線の運賃精算でちょっとした「罠」もあったので、そのあたりも正直にまとめていきます。

それではやっていきましょう!

ラベンダー畑駅に停車する富良野・美瑛ノロッコ号(レトロな茶色い客車)
ラベンダー畑に囲まれた駅に停車する富良野・美瑛ノロッコ号の茶色い客車

目次

旭川駅から富良野・美瑛ノロッコ号に乗車

まずは出発地の旭川駅から。
自分は余裕を持って発車の15分前に到着したのですが、ホームに上がったらもう列車が入線していました。

せっかくなので写真を撮ってから乗り込みます!

旭川駅の発車標。10時00分発、富良野行きの「富良野・美瑛ノロッコ」
旭川駅の発車標に表示された富良野・美瑛ノロッコ号 富良野行き

先頭はこの緑色のディーゼル機関車が客車を引っ張るスタイル。
観光列車らしいカラフルな塗装で、これを見るだけでも気分が上がります(^^

客車を牽引する緑色のディーゼル機関車(旭川駅ホーム)
旭川駅のホームに停車する富良野・美瑛ノロッコ号の緑色のディーゼル機関車
横から見た機関車。「NOROKKO」のロゴと丘や川をイメージした塗装が入っています
横から見た富良野・美瑛ノロッコ号の緑色ディーゼル機関車とNOROKKOのロゴ

2026年のノロッコ号は全車指定席で、乗車券のほかに指定席券が必要です。
自分はえきねっとで事前に予約していきました。
夏のラベンダーシーズンは特に混むので、指定席の確保はしておくと安心です(^^b

観光列車ならではの内装と座席

車内に入ってまず目に入るのが、天井から吊るされたラベンダーの飾り。
「これぞ観光列車!」という感じです(^^

天井にラベンダーが飾られたノロッコ号の車内
天井にラベンダーの飾りが吊るされた富良野・美瑛ノロッコ号の車内

座席は車両の先の方だと、進行方向右側が向かい合わせの席、左側が2人用のベンチという配置になっていました。
自分は最前列のベンチに座りました。

ここでひとつ、予約のときに気をつけたいポイントがあります。

えきねっとで予約したときは「横並びの席」として表示されていた気がするのですが、実際の車内は上で書いた通り、向かい席やベンチだったりと表示と実態が違いました。

予約画面のUIが実際の座席配置に対応しきれていないのだと思いますが、これは結構な罠だと思います。

どの席になるか気になる方は、予約時のイメージを鵜呑みにしないよう気をつけましょう。

車窓から広がる北海道の絶景

さて、出発してしばらくすると、いよいよ北海道らしい広大な景色が見えてきます。
一面の田んぼや畑!
これぞ北海道という眺めですよね。

窓越しに広がる黄金色の麦畑(美瑛付近の車窓)
ノロッコ号の窓越しに広がる黄金色の麦畑と農家の風景

途中にはネギ畑もたくさんあって、この列車は窓ガラスがない開放構造なので、通り過ぎるときにほんのりネギの香りがしてきたのが面白かったです(^^

特に美瑛付近の景色はとても綺麗でした。
「丘のまち」と言われているそうで、緑が丘の起伏に沿って広がっていく景色が本当に絵になります。

「丘のまち」美瑛らしい、なだらかな丘に広がる畑
美瑛のなだらかな丘に沿って広がる緑の畑とビニールハウス

途中には神社もいくつか見えました。
そのうちの一つは、こま犬の石像がいくつも並んでいる、なかなか立派な神社でしたね。

車窓から見えた神社の赤い鳥居
ノロッコ号の車窓から見えた神社の赤い鳥居と参道

そして印象に残ったのが、廃校になった学校。
壁には「最高の思い出をいつまでも ありがとう〜千代ケ岡中学校」というメッセージが掲げられていました。
前にある石碑を見てみると、119年もの歴史があったとのこと。

校舎もまだまだ綺麗で、パッと見だと現役といっても通じそうな佇まいでした。

車窓から見えた廃校(千代ケ岡中学校)。壁には感謝のメッセージが
廃校になった千代ケ岡中学校の校舎と感謝のメッセージ

自分の母校もまぁまぁ田舎にあるので、もしかしたらそのうち無くなってしまうのかも…と、ちょっとしんみりしてしまいました。
こういう風景にふと出会えるのも、観光列車ならではの良いポイントですよね。

他にも針葉樹がたくさん生えたエリアや、丘の向こうまで見渡せる展望が続きます。

針葉樹の向こうに丘が広がる、北海道らしい車窓
針葉樹の向こうになだらかな丘が広がる車窓風景

さらに進むと、川に架かる立派な赤いアーチ橋も。
進むにつれてどんどん景色が移り変わっていくので、最後まで飽きることがありませんでした。

車窓から見えた川に架かる赤いアーチ橋
ノロッコ号の車窓から見えた川に架かる赤いアーチ橋

ラベンダーは車窓から見えた?

ノロッコ号というと、ラベンダー畑の真横を通り抜けるようなイメージを勝手に持っていました。
ですが正直に言うと、自分が乗っていた区間や席からは、ラベンダー畑を間近に見ることはできませんでした。。

車窓の奥にうっすら見えたラベンダー畑(この日はこのくらいが精一杯)
ノロッコ号の車窓の奥にうっすらと見えるラベンダー畑

旭川側ではなく反対側だったのか、それとも座った席が逆だったのか…。
理由ははっきりしませんが、どちらにせよ真横をラベンダーが流れていく、という体験にはなりませんでした。

とはいえ、これはあまり心配いりません。
ラベンダー畑駅で降りて畑に到着すれば、これでもかというくらいラベンダーを堪能できます。
車窓での鑑賞はおまけくらいに考えて、本命は畑でゆっくり楽しむのが良さそうです(^^

帰りは富良野線の運賃精算に注意

最後に、帰りの列車についても書いておきます。
ここが関東圏に住んでいる人にはあまり馴染みのない仕組みで、正直いちばん戸惑ったポイントでした。

(帰りものろっこ号を予約する人は考えなくてOKです!)

富良野線ではSuicaなどの交通系ICカードが使えません。
旭川駅自体はKitaca(IC)エリアですが、そこから富良野線に入るとエリア外になるためです。
きっぷの自動改札もないので、支払い方法が独特でした。

ではどうやって運賃を払うのかというと、なんとバスと同じ方式でした。
仕組みを整理するとこんな感じです。

  • 乗るときに整理券を取る
    • 列車内に発券機があり、そこで整理券(番号が書かれた券)を受け取ります
  • 有人駅では駅員さんに提出して精算
    • 降りる駅の改札で、整理券を駅員さんに渡して現金で運賃を支払います
  • 無人駅ではバスと全く同じ
    • 車内で車掌さんが精算する仕組みのようです

支払いは完全に現金のみでした!

というわけで、乗るときに整理券を取り忘れないよう注意です。
これを忘れると精算のときに困ってしまいます。

さらに、乗る駅によっては細かな注意点もありました。

ラベンダー畑駅では、整理券が出る発券機が付いている扉が限られているようでした。
「乗り込み口」と書かれた扉から入るようにしましょう。
また、扉自体も自分で開ける手押し式です。
都会の自動で開く電車に慣れていると、うっかり待ってしまうので気をつけてください(^^

このあたりのローカルな仕組みも、旅の思い出として楽しめると良いですね。

まとめ:何度も言いますが2026年がラストイヤー

富良野・美瑛ノロッコ号は、窓ガラスのない開放的な車両から北海道の広大な車窓を存分に味わえる、乗るだけで満足感のある観光列車でした。
ラベンダー畑を真横に見る、とまではいきませんでしたが、麦畑や美瑛の丘、廃校や神社といった移りゆく景色そのものが、十分に旅の主役になってくれます。

一方で、えきねっとの座席表示や、帰りの富良野線の運賃精算(Suica不可・バス方式)は、乗る前に知っておくと安心なポイントです。
ここさえ押さえておけば、当日はあわてずにゆったり車窓を楽しめると思います(^^

以上となります。
北海道旅行で富良野・美瑛ノロッコ号を検討している方は、ぜひこの夏、ラストイヤーの車窓を体験してみてください(^^
それではお疲れさまでした。

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