新人SEに伝えたい4つの心構え|怒り方と質問の正解【先輩視点】

概要

新人SEの心構えについて、先輩として後輩指導でつまずいた実体験ベースで解説していきます。

というのも新人の頃って「怒られたくない」「質問するのが怖い」って思ってる人が多いですよね(- -;

自分も後輩を見るようになってから、「最初にこれだけは伝えておきたい」と感じるポイントがいくつか出てきました。

ここで取り上げるのは、怒られ方・質問の仕方・本番環境への向き合い方・ショートカットの4テーマです。
どれも特別なスキルの話ではなく、新人のうちに知っておくとメンタルがぐっと楽になる「気持ちの持ち方」の話だと思ってください。

指導する側もされる側も、お互い気持ちよく仕事できるようになるはずです。
それではやっていきましょう!

目次

新人SEの心構えとは|まず知っておきたい前提

新人SEに伝えたい心構えは、技術力よりも先に「人との関わり方」の部分にあると個人的には思ってます。

コードの書き方やツールの使い方は、時間をかければ誰でも身についていきます。
でも「怒られたときの受け止め方」や「質問のタイミング」は、考え方を一度切り替えないとなかなか変わらない部分なんですよね。

ここがこじれると、仕事そのものよりもメンタルがすり減ってしまいます。
だからこそ、自分が後輩に指導するときは、次の4つを最初のうちに伝えるようにしてます。

  • 怒られることは悪いことじゃない
    • 怒られる=嫌われている、ではないという前提を持つ
  • わからなかったら必ず質問する
    • 抱え込むより聞いた方が結果的にチームのためになる
  • 本番環境はミスしたら死ぬ覚悟で触る
    • 取り返しがつかない場面があることを知っておく
  • ショートカットキーを使う
    • 小さな効率化の積み重ねが大きな差になる

この4つを順番に掘り下げていきます。

怒られることは悪いことじゃない|新人が誤解しがちな点

新人は怒られるのが怖いと思ってることが多いので、まずここの心構えを伝えるようにしてます。

怒られると「自分はダメなんだ」「嫌われたんだ」と落ち込みがちですよね。
でも実際に指導する側に立ってみると、そのほとんどは違うんだなと感じます。

  • 怒られることは、あなたのことが嫌いってわけじゃない
  • 怒る理由は、成長してもらって一緒に効率よく仕事して欲しいから
  • どうでもいい相手なら、わざわざ時間を使って怒ったりしない

つまり怒るという行為自体が、ある意味で期待の裏返しでもあるということですね。
ここを勘違いしたまま萎縮してしまうと、せっかくのアドバイスも頭に入らなくなってしまいます。

理不尽に感じたときは一人で抱えない

とはいえ、世の中には理不尽な怒り方をする人もいます。
全部を「期待されてる」と前向きに受け止める必要はありません。

  • 理不尽に怒られたり、納得いかない場合は、上司や相談できる人に相談しましょう
  • 私たち先輩側も失敗することはありますし、怒り方を間違えることだってあります

なので「怒られた=自分が全面的に悪い」と即断せず、一度落ち着いて状況を見るくらいでちょうどいいと思ってます。

わからなかったら必ず質問してほしい|質問の仕方とタイミング

次に伝えているのが、質問することの大切さと、その心構えです。

新人のうちは「こんなことを聞いたら迷惑かな」「レベルが低いと思われたくない」と感じて、質問をためらってしまいがちですよね。
でも指導する側からすると、むしろ逆なんです。

  • 質問するのは悪いことじゃないし迷惑でもない
    • むしろ、わからないまま進めてミスされた方がよっぽど迷惑
  • チームの人間なら、迷わずいつでも質問していい
    • 自分で調べるより早かったり、信頼関係が生まれやすいという効果もある
  • 質問しないことのデメリットは大きい
    • 自分の仕事が終わらない、怒られる、会社からの評価も下がる、と悪いことばかり

このあたりを具体的に伝えると、質問へのハードルがだいぶ下がるみたいです。

質問して怒られたときの考え方

ただ、質問したのに怒られるという経験をする人もいると思います。
そういうときは、いったん原因を考えてみるといいですね。

  • レベルが低い質問をしてしまったか、タイミングが悪かった可能性が高い
  • 少し自分で考えてから、もう一度質問してみる
  • それでも理不尽なら、前のセクションと同じで相談に回せばいい

まぁこういうこともあるよ、くらいの気持ちでいるのがちょうどいいですね(^^

本番環境を触るときはミスしたら死ぬ覚悟で

3つ目は、本番環境への向き合い方です。

ここはちょっと言い方が強めですが、本番環境を触るときはミスったら死ぬくらいの緊張感で行うよう伝えてます

テスト環境ならやり直しがききますが、本番はそうはいきません。
一つの操作が、お客さんやサービス全体に影響することもあります。

(実際、ミスが仇となってボーナスが無くなったりしますしね笑)

もちろん、必要以上に怖がって手が止まってしまうのも困りものです。
ただ「本番は別物だ」という感覚を最初に持っておくかどうかで、確認の丁寧さが変わってくると思ってます。

ショートカットキーを使え|小さな効率化の積み重ね

最後はぐっと実務寄りの話で、ショートカットキーです。

例えばAlt+TABなど、ちょっとしたキー操作を覚えるだけで作業効率が格段に上がるので、必ず使うように言ってます。

一つひとつの時短は数秒かもしれません。
でも、新人のうちから習慣にしておくと、その積み重ねが後々大きな差になってくるんですよね。

心構えの話の最後にこれを入れているのは、「仕事を楽にする工夫を自分から取りにいく姿勢」も立派な心構えのひとつだと思っているからです。

締め|新人SEに伝えたい心構えのまとめ

個人的には、新人SEには上記4つのようなことを伝えるようにしてます。

  • 怒られることは悪いことじゃない
    • 嫌われているわけではなく、理不尽なら相談すればいい
  • わからなかったら必ず質問する
    • 抱え込むより聞く、怒られたら原因を考えてみる
  • 本番環境はミスしたら死ぬ覚悟で
    • テスト環境とは別物という感覚を持つ
  • ショートカットキーを使う
    • 小さな効率化を自分から取りにいく

まぁ伝えてもすぐに成果は出ませんが、頭に少しでも残れば、仕事的にもメンタル的にも良いと思うので、伝えるべきだと思ってます。

以上、
教える人も教えられる人も気持ちよく仕事できるように頑張りましょう!
お疲れ様でした。