HULFTでよく使うコマンドまとめ(utljoin,utliupdt,utlidlist 等)
概要
今回はHULFTでよく使用するコマンドの一覧を使用例と一緒に紹介していこうと思います。
テストや実務で実際に使用しているコマンドですので、初心者の人はもちろん、玄人も幅広く使用可能です。
是非見ていってください。
もしオプションを確認したい場合はコマンド別で公式のURLを貼っています。
そちらをご確認ください。
目次
コマンド一覧
HULFT定義のインポート(utliupdt)
“utliupdt“はテキストファイルに書かれたHULFT定義をインポートします。
配信定義、集信定義、詳細ホスト、転送グループすべて同じコマンドでインポートします。
コマンド
1 | utliupdt -f [ファイル名] -r |
例
1 | utliupdt -f send_teigi.txt -r |
- -f:HULFT定義が記載されたファイル名を記載
- -r:定義が存在した場合、定義を上書きする
HULFT定義のエクスポート(utligen)
“utligen“はテキストファイルにHULFT定義をエクスポートします。
コマンド
1 | utligen -f [出力ファイル名] -i [snd,rcv,job,tgrp,hst] -id "[HULFTID]" |
例
1 | utligen -f rcv_teigi.txt -i rcv -id "RCV001" |
一括エクスポートしたい場合
1 | utligen -f rcv_all.txt -i rcv -id "*" |
- -f:HULFT定義を出力するファイル名
- -i:エクスポート対象の指定
- snd:配信定義
- rcv:集信定義
- job:ジョブ
- tgrp:転送グループ
- hst:詳細ホスト
- -id:エクスポート対象のHULFTID
集配信履歴確認(utllist)
“utllist“はHULFTで集信&配信した履歴を確認できます。
エラーコードを確認する時によく使います。
コマンド
1 | utllist [-r,-s ] -f [HULFTID] -from [日付(YYYYMMDD)] -to [日付(YYYYMMDD)] |
例
1 | utllist -r -f SND001 -from 20251210 -to 20251212 |
- [-r,-s]:確認する履歴
- -r:集信履歴の確認
- -s:配信履歴の確認
- -f:履歴を確認したいHULFTID
- -from:指定した日付以降を確認(例:20251210以降の履歴を確認 )
- -to:指定した日付以前を確認 (例:20251212以前の履歴を確認)
HULFT配信(utlsend)
“utlsend“はHULFTの配信処理を実行します。
実際にファイルを配信するときに使用します。
コマンド
1 | utlsend -f [HULFTID] -sync |
例
1 | utlsend -f SND001 -sync |
- -f:配信するHULFTID
- -sync:同期処理として実行(エラー発生時にメッセージが表示され、調査が楽なのでお勧めします)
HULFT集信(utlrecv)
“utlrecv“はHULFTの集信処理を実行します。
実際に外部からファイルを取得するときに使用します。
コマンド
1 | utlrecv -f [HULFT_ID] -sync |
例
1 | utlrecv -f RCV001 -sync |
- -f:集信するHULFTID
- -sync:同期処理として実行(エラー発生時にメッセージが表示され、調査が楽なのでお勧めします)
ファイル結合(utljoin)
“utljoin“はHULFTの配信用ファイルを結合します。
HULFTが入っている端末で共通して動くtarみたいなものです。
Linux同士ならtarのほうが使いやすいと思いますが、
Windows対Linuxなど、別々のOSで通信する可能性がある場合は、使用したほうが良いかもしれません。
コマンド
1 | utljoin -infile [結合対象] [b,t] -outfile [結合後ファイル名] [-r,-n,-m] |
例
1 | utljoin -infile ./*.gz b -infile ./*.csv b -outfile ./FILE1 -r |
- -infile:結合対象のファイルパスとファイルのタイプ(b:バイナリ , t:テキスト)
- -outfile:結合ファイルの出力先ファイルパス
- [-r,-n,-m]:結合先のファイルが存在した場合の扱い
- -r:置換する
- -n:エラーとする
- -m:追加で結合する
ファイル分解(utlbreak)
“utlbreak“はHULFTで集信したファイルを分解します。
要はutljoinしたファイルを分解するコマンドです。
コマンド
1 | utlbreak -infile [分解対象] -from 1 -dir [分解先] -r |
例
1 | utlbreak -infile ./FILE1 -from 1 -dir ./ -r |
- -infile:分解対象のファイルパス
- -from:結合順にすべて分解
- -r:分解後時に同名のファイルが存在した場合、置換する
hulft定義削除(utlirm)
“utlirm“はHULFT定義を削除します。
登録されているHULFTの定義を削除します。
コマンド
1 | utlirm -i [snd,rcv,job,tgrp,hst] -id "[任意の文字列]" |
例
1 | utlirm -i snd -id "HULID123" |
- -i:削除対象の指定
- snd:配信定義
- rcv:集信定義
- job:ジョブ
- tgrp:転送グループ
- hst:詳細ホスト
- -id:削除するHULFTID
hulft定義確認(utlidlist)
“utlidlist“はHULFT定義の内容を確認できます。
「実際に配信されるファイル名ってなんだっけ?」などのケースで使用します。
コマンド
1 | utlidlist -i [snd,rcv,job,tgrp,hst] -id [hulftId] |
例
1 | utlidlist -i snd -id HULID123 |
- -i:確認対象の指定
- snd:配信定義
- rcv:集信定義
- job:ジョブ
- tgrp:転送グループ
- hst:詳細ホスト
- -id:確認するHULFTID
hulftの疎通確認(utlalivecheck)
“utlalivecheck“は通信相手と接続可能か確認します。
要はHULFT版のpingです。
コマンド
1 | utlalivecheck -h [ホスト名] -p [ポート番号] |
例
1 | utlalivecheck -h HOST1 -p 1234 |
- -h:接続先ホスト名
- -p:接続先ポート番号
締め
自分が実際に実務で使用しているHULFTコマンドたちを紹介しました。
結構簡単にファイルの転送ができるので便利なシステムですよね!
個人的にはエラーの原因が結構わかりやすい点が好きです。
以上となります。
HULFTのオレンジ色が結構好きです(^^
それではお疲れさまでした。