FP3級|金融資産運用 完全ノート【赤シート暗記対応】
概要
本記事では、FP3級「金融資産運用」分野の独学ノートについて解説していきます。
というのも金融資産運用は計算問題も多くて、株式・債券・投資信託など覚えるべき範囲が広いですよね(- -;
そこでこのページでは、参考書みたいに赤シートで重要キーワードを隠して暗記学習できるWeb版ノートを用意しました。
ここでは経済動向・預貯金・投資信託・債券・株式(PER/PBR)・外貨・ポートフォリオ理論・新NISA制度まで、金融資産運用分野を網羅して紹介していきます!
スマホで開けばすぐ赤シート暗記が始められます。
それではやっていきましょう!
目次
サイトの使い方
学習サポート機能(赤シートモード)を搭載しています。
このモードは試験によく出る重要なキーワードを隠して暗記学習ができる機能です(^^!
参考書などにある赤シートで文字を隠すあれです!
- 使い方
- ・画面左下のタブ(>)からスイッチを「ON」にすると、重要キーワードが目隠し表示になります。
- ・目隠しされたピンク色の部分をタップまたはクリックすると、その部分の答えだけを確認できます。
- ・読書の邪魔になる場合は、同じくタブ(<)をクリックことで画面の左端へスッキリと収納できます。
- ・画面左下のタブ(>)からスイッチを「ON」にすると、重要キーワードが目隠し表示になります。
1. 経済・景気動向と金融政策
まずは世の中のお金の動き(マクロ経済)を知るための指標と、日本銀行(日銀)の役割についてです。
あまりなじみはないですが、日銀のオペレーション(買いオペ・売りオペ)はテストで絶対出るので確実におさえましょう!
- 景気動向指数
- 内閣府が毎月発表する、景気の現状把握と将来予測のための指標です。
- 先行指数(景気より先に動く)
- 新規求人数、新設住宅着工床面積、東証株価指数など。
- 一致指数(景気とほぼ同じタイミングで動く)
- 有効求人倍率、鉱工業生産指数など。
- 遅行指数(景気より遅れて動く)
- 完全失業率、法人税収入など。
- 日本銀行の公開市場操作(オペレーション)
- 世の中に出回るお金の量を調節して、景気や物価を安定させる手法です。
- 日銀が民間銀行から国債を「買う(買いオペ)」と市場にお金があふれて金利が下がり(金融緩和)、国債を「売る(売りオペ)」と市場のお金が日銀に吸い上げられて金利が上がります(金融引き締め)。
- インフレとデフレ
- インフレーション:「物価が上がり、お金の価値が下がる」こと。
- デフレーション:「物価が下がり、お金の価値が上がる」こと。
ニュースでよく聞く言葉の意味が分かると、経済ニュースを見るのがちょっと楽しくなりますよね!
2. 預貯金とセーフティネット(預金保険制度)
銀行などの預金に関するルールと、万が一銀行が潰れてしまった時にどうなるかという話です。
- 預金保険制度
- 金融機関が破綻した時、私たち預金者を保護する国の制度です。
- 対象となる金融機関
- 日本国内に本店のある銀行、信用金庫、信用組合など
- ※農協などは別の制度、外国銀行は日本に支店がある場合も対象外です!
- 保護される金額
- 決済用預金(当座預金や利息のつかない普通預金)は「全額保護」されます。
- 通常の預金は、1金融機関につき預金者1人当たり「元本1,000万円までとその利息」が保護されます。
- 保護の対象外商品
- 外貨預金や譲渡性預金(CD)は、預金保険制度の対象外なので、超注意です(- -;
外貨預金が保護されないのは意外と落とし穴ですよね(- -;
あとはお金を預ける時は一つの銀行に1,000万円以上入れないようにしましょう!
3. 投資信託の仕組みと運用スタイル
多くの投資家から集めたお金を一つの大きな資金とし、プロ(専門家)が株式や債券などに分散して投資・運用する仕組みです。
- 投資信託の3つのコスト
- これが運用成績を大きく左右するので、絶対に確認しましょう。
- 1. 購入時手数料
- 買う時にかかる費用。
- (最近だと無料の「ノーロード・ファンド」が主流です)。
- 2. 信託報酬(運用管理費用)
- 保有している間、ずっとかかり続ける手数料です。
- 長期投資では塵積なので、安いものを選ぶのが大原則です!
- 3. 信託財産留保額
- 解約(換金)する時にかかる費用。
- あまり聞いたことがないですよね…商品によってはかかるものもあるので注意です!
- 運用スタイルの違い
- パッシブ運用(インデックス運用)
- 日経平均株価などの「指数」に連動するように運用する手法。
- 調査費用がかからないため、信託報酬が非常に安いです。
- アクティブ運用
- 指数を上回る成績を目指す手法。
- プロが調査・分析するため、パッシブ運用と比べて信託報酬が高いです。
- パッシブ運用(インデックス運用)
初心者はとりあえず信託報酬が極限まで安い「インデックス運用」の商品を選んでおけば大失敗はしないです(^^/
4. 債券投資と利回り計算
国や企業が集金のために発行する借用証書が「債券(国債や社債など)」です。FP3級では「利回り」の計算問題が頻出です。
- 債券の特徴
- 満期(償還日)まで持っていれば、額面金額がそのまま返ってきます。
- しかし、途中で売却する場合はその時の市場価格となるため、元本割れするリスクがあります。
- 信用格付け
- 債券の発行元が、お金をちゃんと返済してくれるかを民間の格付機関が記号で表したものです。
- 「BBB」以上が投資適格債と言われ、「BB」以下は投機的格付(ジャンク債など)と呼ばれます。
- 格付けが高いほど安全ですが、金利(利回り)は低くなります。
- 利回り計算
- 計算式は共通で「
(表面利率 + (売った額 − 買った額) ÷ 所有年数) ÷ 買った額 × 100」です。 - まぁそんなに複雑でもないので、問題を解いていれば自然と覚えられます!
- 計算式は共通で「
債券は株式よりもリスクが低いので、「絶対減らしたくないけど預金よりは利回りが欲しい」お金の置き場として優秀です!
5. 株式投資と株価指標計算(PER・PBRなど)
会社のオーナーになる投資方法です。
株価が割安かを見る指標の計算が必ず出ます。
アルファベット3文字なので覚えづらいですが、頑張って覚えましょう!
- PER(株価収益率)
- 株価 ÷ 1株当たりの純利益(EPS)
- 会社の利益に対して株価が何倍まで買われているかを示します。
- 低いほど割安と判断されます。
- PBR(株価純資産倍率)
- 株価 ÷ 1株当たりの純資産(BPS)
- 会社の持っている純資産に対して株価が何倍まで買われているかを示します。
- 1倍を下回っていると、割安と判断されます。
- ROE(自己資本利益率)
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
- 会社が株主のお金をどれだけ効率よく使って利益を出しているかを示します。
- 高いほど優秀な企業です。
- 配当利回り(%)
- 買った株価に対して、いくらの配当金をもらえたか。
- 配当性向(%)
- 会社が稼いだ純利益のうち、何%を配当金として株主に還元したか。
配当利回りと配当性向は高配当投資をする人は要チェックです!
6. 外貨建商品と為替レート
ドルやユーロなどの外国通貨で投資をする商品です。
金利が高いかわりに「為替変動リスク」があります。
- 円高と円安(為替相場の変動)
- 「1ドル=100円」が「1ドル=110円」になることを「円安・ドル高」といいます。
- 外貨建商品を持っている時に円安になると、日本円に戻す際に「為替差益」が生じます。
- 逆に「1ドル=90円」(円高)になると、受け取る日本円が減って「為替差損」が生じます。
- TTSとTTBの違い
- TTS(Selling rate)
- 銀行が顧客に外貨を売るときのレート。
- 私たちが「円を外貨に替える時」に使います。
- TTB(Buying rate<)
- 銀行が顧客から外貨を買うときのレート。
- 私たちが「外貨を円に戻す時」に使います。
- 基準はあくまで「銀行」側ということを忘れないでください!
- TTS(Selling rate)
TTSとTTBは一番最後の文字(Sell,Buy)で判別するとわかりやすいです!
7. ポートフォリオ理論とリスク管理
複数の金融商品を組み合わせて分散投資することを「ポートフォリオ」といいます。
- 分散投資の効果(相関係数)
- 異なる動きをする資産を組み合わせると、リスクを減らせます。その効果を測るのが「相関係数(−1 〜 +1)」です。
- 相関係数が「+1」のとき
- 全く同じ動きをするため、分散効果は無しです。
- 相関係数が「−1」のとき
- 正反対の動きをするため、理論上リスクを無しにできます。
- システマティックと非システマティック
- 非システマティック・リスク(個別リスク)
- 特定の企業固有のリスク(倒産など)。
- 分散投資で軽減できます。
- システマティック・リスク(市場リスク)
- 金融危機や金利変動など、市場全体のリスク。
- これは分散投資でも消すことができません。
- 非システマティック・リスク(個別リスク)
分散とよく言われますが、こういった点から投資先を分散することが大切ということですね!
同じような商品をたくさん持っててもリスクは同じですもんね(- -;
8. 金融商品と税金・新NISA制度
投資の利益には原則として「20.315%」もの税金がかかります。
しかし、これを完全に非課税にしてくれるのがNISA制度です!
積み立て枠について
- 枠は2種類ありそれぞれ下記のような感じです。
- つみたて投資枠
- 月単位などで積み立てることを前提とした商品が取り扱われます。
- 成長投資枠
- ほとんどの商品を購入することができ、特定口座の非課税版といったような感じです。
年間投資枠
- つみたて投資枠は年間120万円まで、
- 成長投資枠は年間240万円まで。
- 合計で「年間最大360万円」まで非課税で投資可能。
生涯非課税限度額
- 1人が一生涯にNISA口座で投資できる上限(総枠)は「1,800万円」です。
非課税期間
- 一生涯、運用益や配当金が無期限で非課税になります。
枠の再利用
- 買った商品を売却した場合、翌年以降にその分の「非課税保有限度額(元本ベース)」の枠が復活します。
新NISAは本当に現在に生きる人にはマストな知識なので、今のうちから理解しておきましょう!
締め
「金融資産運用」分野、いかがでしたか?
個人手金はアルファベットPEFとかが苦手です。
英単語が苦手なので、覚えられないんですよね…
とはいえ新NISAや株式・投資信託の知識は、一生使える自分自身の資産形成の武器になります!
お金が増える方法や制度の知識を楽しみながら学んでいきましょう!
次は「タックスプランニング(税金)」分野をやっていきます。
生きていく上で絶対に逃れられない税金の話なので、難しいですが重要です!
以上。
よくある経済ニュースの意味が理解できるようになるので賢くなった気がします!
それでは、お疲れさまでした!